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まもなく11月を迎える首都圏です。

・・・ですが、日中は26度ほどあり、なんだか秋になったような気がまだしません。

まもなく訪れる11月には、しっかり秋の気配があるのでしょうか?

歌詠みとしては、きちんと季節を感じられるほうが歌を詠みやすいなぁと思ったりしています。


「ぬはり」11月号を発刊しています。

今回は夏真っ盛りのころに原稿を出された方が多いので、真夏の歌がたくさん載っています。

どれほど暑い夏だったのか、みなさまの歌を鑑賞することで思い出したりするものです。

中でも共感したのがこの歌です。


布バッグに夏を詰め込み溢れ出るカサに扇子にタオルに帽子 

(S・E)


ああ、まさにこれをバッグに詰め込んで歩いた夏だったなぁと、とても共感した歌でした。

こうした夏グッズが短歌になるのは面白いですよね。

溢れるほど持って歩いた夏に必要なグッズたち。

持って歩いていたときは、「重たいなぁ」と思っていたものですが、いま考えるとこうした夏グッズたちがちょっと愛おしくなります。

私たちを暑さから守ってくれていた大事なものだったからでしょうね。

歌には詩情が大切、抒情が大事とよくいいますが、ちょっとした日常の他人が共感できる歌も素敵だと思います。


まもなく晩秋ですね。

今年の秋の深まりは遅いようです。

皆様もお体にお気をつけになってお過ごしください。

夏の疲れがでませんように・・・

短歌誌「ぬはり」10月号が発刊されました。

今回の2024年10月号で通巻1092号です。

まもなく通巻1100号を迎えますね。

こうして長く続けていられるのは、会員のみなさんの短歌への情熱に支えられているからです。

これからも細く長く、1100号を過ぎても続いていく「ぬはり」をよろしくお願い致します。


10月号では代表の大石が巻頭エッセイ「一里塚」にて、亡き人を偲ぶ習慣(お盆の迎え火、送り火)のことなどを書いています。

こうして昔から続く日本人にとって「いいなぁ」と思うような習慣は、ずっと続いてほしいと思うものですが、どのように変化していくのだろうと大石もこれからの展望は未知数だと書いています。

昔からの習慣はどれも「労をおしまず、手間をかけて」行われてきたものですね。

老いも若きも、こうした「いいなぁ」と思う習慣を地道に残せていけるように、一つずつ大事にしていきたいですね。

短歌もそうした世界の一つの文芸なのかなと考えることがあります。

労して手間をかけて詠じる文芸・短歌。

短歌は残っていけるのかどうか、みなさんはどう思いますか?


首都圏は9月中旬を過ぎても、30度越えの毎日です。

どうぞみなさんも猛暑の続いたこの夏の疲れがでませんように、お体を大切にして下さい。

会員のみなさん、ご自愛の上ご健詠ください。


2024年9月5日から10月13日(日)まで、岡山県立博物館にてテーマ展「岡山の至宝ー正宗文庫の輝きー」が開催されています。

岡山出身の国文学者で歌人の正宗敦夫(明治14~昭和33年)が遺した「正宗文庫」は、敦夫が集めた古典籍や文書、短冊類、明治の雑誌など、貴重な書物類が保存されている素晴らしいものです。

昨年に続いて、「正宗文庫」の至宝を紹介するテーマ展が行われており、それを記念した講座なども開かれます。

短歌を趣味としている人や、万葉集がお好きな方なら、一度はこの正宗敦夫の業績に触れたことがあるかと思います。

正宗白鳥の弟としても知られる正宗敦夫の知の業績である「正宗文庫」の概要を、学べる機会です。

お近くの方はぜひいらしてみて下さい。

違う側面から和歌や短歌というものを学ぶことができると思います。

詳しくは下のリンクからどうぞ。




8月も下旬となりましたが、あいかわらず首都圏は猛暑真っ最中、いつになったら涼しい風を感じることができるのか、というところです。

台風に強い地震に、この夏も日本列島はいろいろなことがありました。

こうした出来事があると、短歌誌「ぬはり」にもこうした気象現象や身近に起きた地震の被害などを歌に詠む会員が増えます。

特に1月1日の地震については、多くの会員が地震の脅威や被災地への支援、心遣いを歌に詠んでいます。

いまから秋になっていきますが、やはり平穏な時間が一番大切だと感じるこのごろですね。


短歌誌「ぬはり」9月号が発刊しています。

今月号は6月、7月あたりの短歌を多く掲載しています。

短歌で今年の梅雨時期や初夏を振り返ると、すでに懐かしく感じられるぐらいです。


それから会員のみなさんからの原稿を募集しています。

身近な話題、短歌のこと、文芸のこと、なんでもOKです。

ぜひご寄稿下さい。

お待ちしております。


まもなく9月になります。

どうか穏やかな秋になりますように・・・・・・。

首都圏は短かった梅雨が明けて、本格的な夏を迎えています。

今年は「梅雨寒」という言葉を感じることがないほど蒸し暑い梅雨でしたね。

これから8月、9月と暑さと向き合う毎日、なんとか体調に気を付けて乗り切りたいですね。


短歌誌「ぬはり」8月号が発刊しています。

今回は二カ月前の五月に開催された「熱海大会特集号」となります。

今年は「ぬはり」が創刊して97年、創設者である菊池知勇の生誕135周年でした。

そうした年に、文豪とゆかりの深い温泉地である熱海で、ぬはり社短歌会の全国大会ができたことが大きな記念となりました。

「熱海大会特集号」では、全国大会のようす、受賞者発表、第二部である懇親会のようす、翌日の熱海観光などについて、詳しく紹介しています。

また熱海温泉について和歌を残している源実朝の歌についてもご紹介しています。

ぜひお手にとってご覧くださいね。

引き続き会員のみなさんからは、熱海大会に参加された感想などをお待ちしております。


2年後の「白寿記念大会」も熱海の地にて開催予定です。

ここから百年という記念すべき年に向けて、ぬはり社短歌会も走り続けていきたいと考えています。

どうぞみなさん、よろしくお願い致します。


☆☆ぬはり社短歌会・オンライン歌会のご案内☆☆

日時:毎月第一金曜日 20:00~21:00

開催方法:オンラインGoogle meet

内容:①短歌誌「ぬはり」掲載の参加者の歌を順に鑑賞。②文法や短歌の学習会


ぬはり社短歌会では、会員向けにオンライン歌会を毎月行っています。

オンライン歌会では、会員の歌が掲載された「ぬはり」から参加者の短歌をお互いに鑑賞し、学びの場としています。

また後半では短歌でよく使用する文法や短歌の勉強方法などを学習会として行っています。


会員のみなさん、興味があるようでしたら、広報担当までご連絡下さい。

日時とオンラインGooglemeetのURLをメールでお知らせします。

※Googlemeetは、送られてきたURLをクリックするだけで入室できる簡単なものです。

面倒なパスワードなどは何もありませんので、オンラインが初めての方もご安心下さい。

※オンライン歌会の外部の見学はできません。あしからず了承下さい。

※8月のオンライン歌会はお休みし、次回は9月になります。

少し遅れましたが、首都圏にも梅雨がやってきました。

梅雨時期だというのに、どしゃぶりの雨か、からっと快晴かという両極端なお天気で、「これが本当に日本の梅雨なのだろうか・・・」と戸惑うようなお天気が続いています。


短歌誌「ぬはり」7月号を発刊しています。

誌面に掲載されるのは約二カ月前の五月ごろの詠草になりますので、春の遅い時期の岩手県大船渡市や北海道の会員の歌には、桜が登場しています。

桜が咲くといっても、首都圏では3月末から4月が桜の時期ですが、北の地域では異なる時期に咲くことがよくわかります。


車窓より 眺むる桜 いまさかり 友の誘ひに 胸あつくせり

(岩手県大船渡市在住)


庭の土 手入れせぬまま 花を見る されど健気に いとしき花よ

(北海道札幌市在住)


季節を花や樹木で感じることは日本の四季を愛でることですが、こうして同じ桜をとってみても、咲く時期も違うことを考えると、日本の花々や草木の豊かさが歌からも感じられます。


会員のみなさん、ぜひそうしたことも感じながら、誌面の短歌を楽しんで下さいね。



まもなく雨の時期を迎える首都圏地方です。

短歌誌「ぬはり」6月号が発刊しています。

通巻1088号です。

今回の「ぬはり」では巻頭の菊池知勇短歌の鑑賞にて、菊池知勇の代表作である「武州御獄籠り」という一連の短歌群の中から、次の歌を取り上げています。


ひしひしと 太幹並(な)めて 山蔽(おお)ふ
杉の一つに 手を觸(ふ)れて見つ


三十七首あった中の一つがこの歌になります。

当時、菊池知勇が参加していた若山牧水主宰の『創作』の巻頭をかざった歌群です。

この歌にみなぎる生命の息吹、まるで太古の世界の木々に触れたかのようなすごみ、自然への深い愛情を感じさせる歌です。

作者である菊池知勇が杉が立ち並ぶ壮観さに心打たれたこの短歌は、思わず触れてしまった杉の生命感にどっしりとあふれています。

この歌の鑑賞や解釈を昭和40年代のぬはり社短歌会の歌人が行っていますが、それを今回、再掲載しています。

※当時の言葉でわかりづらい語句などは、現代風に直して掲載しています。


ぬはり社短歌会もまもなく百年を迎えます。

こうして創始者である菊池知勇先生や歴代のぬはり社短歌会の人々がどんなふうにこの短歌誌面を創り上げてきたかということを考えながら誌面を見つめると、長い歴史の重みを感じます。


そして季節は梅雨の時期になりますね。

雨と紫陽花の季節が素敵な歌を生み出してくれますように・・・・・



2024年の全国大会は、熱海にて行いました。

2024年5月13日(月)に会場である熱海後楽園ホテルに会員が集まり、2年ぶりの全国大会を開催。

15時より役員会議、17時より全国大会がスタート。

最初に東京の長島支社長による開会宣言で始まり、物故者追悼、そして受賞者の発表です。

最高賞の天賞は大阪支社の会員が受賞されました。

おめでとうございます!

以下、地賞に岩手県一関市の会員、人賞は同数で5名が受賞、佳作も同数で7名が受賞しました。

ぬはり新人賞は長崎の会員が受賞、みなさん喜びの笑顔があふれました。

そのあと、大会作品について5名の先生方から歌評がありました。

実際に作品を詠んだ作者とのやりとりもあり、とても盛り上がりました。

記念撮影のあとは、お楽しみの懇親会。

和気あいあいといろいろなイベントもあって、親交を深めることができました。

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次回、2026年の全国大会はその翌年にぬはり社短歌会が百年を迎えることを記念して、「百寿記念大会」として行うことを決定しました。

2027年に百周年を迎えるぬはり社短歌会は、1年早めに2026年に百寿記念大会を開催します。

みなさん、また2年後に笑顔でお会いしましょう。

長崎から岩手まで、全国から会員が集まった熱海全国大会。

とても楽しいひとときでした。

会員のお心遣い、そしてあふれる笑顔に感謝を申し上げます。

※会場の熱海後楽園ホテルのスタッフのみなさま、大変お世話になりました。


2024年5月13日(月)に開催される熱海全国大会の概要です。

ぬはり社短歌会では、2年に一度全国大会を開催しています。

※前回の2022年大会は岩手県一関市で開催しました。

今回は人気の温泉地、熱海にて全国大会を行うことになりました。

静岡の美味、熱海の温泉、素晴らしい観光地が満載の熱海をお楽しみください。

詳しい大会要項は「ぬはり」1月号に掲載されていますので、1月号をご覧ください。


【ぬはり社短歌会 熱海全国大会】

於 熱海後楽園ホテル 「愛鷹の間」
幹事支社 東京・神奈川支社
日程:5月13日(月)
受付開始:16:30より 
熱海全国大会:17:00~17:50
・代表挨拶

・物故者黙祷
・大会受賞作品発表
・「天賞」朗詠
・大会作品歌評
・記念撮影
懇親会:18:00~20:00
終了 20:00

☆翌日5月14日(火)の午前中は、熱海の観光地を巡るタクシー観光をご準備しています。

5月1日までに大会事務局までお申込み下さい。


今回は大会作品である短歌の歌評を中心に大会を行います。

5名の先生方が会員の短歌を鑑賞します。

どうぞ楽しみにしていてください。


懇親会では近年のぬはり社短歌会における動きをまとめ、特に3月に完成した岩手県一関市大東町の銘板「仙台萩と菊池知勇」をご紹介します。


会場となる熱海後楽園ホテルのみなさま、宿泊・会場ともどもお世話になります。

何卒よろしくお願い申し上げます。


※この大会の取材をご希望の場合は、ぬはり社短歌会のメールアドレスまでご連絡下さい。

ぬはり社短歌会 nuharinuhari@yahoo.co.jp

4月も中旬を過ぎて、なんとなくゴールデンウィークが待ち遠しい時期となりましたね。

短歌誌「ぬはり」5月号が発刊中です。

見本誌を見てみたい方は、最新号をプレゼントしています。

お気軽に下記までメールでお申込み下さい。

ぬはり社短歌会メールアドレス

nuharinuhari@yahoo.co.jp


私が所属している神奈川支社は、5月の全国大会の幹事支社です。

今回の全国大会に向けて、さまざまな準備をしていきました。

全国からいらっしゃる会員のみなさんに楽しんでいただけるように、がんばっています。

どうぞ楽しみにいらしてください。


まもなく初夏を迎える首都圏です。

寒暖差の激しい季節を迎えようとしています。

お体に気をつけてお過ごしください。

お元気で5月の大会で顔を合わせましょう。

いよいよ春らしい季節となってきました。

短歌誌「ぬはり」4月号が発刊中です。

今回も巻頭では、創設者の菊池知勇の短歌の鑑賞を取り上げています。

昭和40年代に書かれた鑑賞ですが、いまの私たちが読んでも短歌の鑑賞方法として、とても勉強になるものです。

ぜひご覧くださいね。


そしていよいよ5月の熱海全国大会が近づいてきました。

熱海全国大会は、毎回、一年でも最も過ごしやすい季節である五月に行われています。

今回は以下の日程で開催されます。


《ぬはり社短歌会・熱海全国大会》

日時:2024年5月13日(月)

場所:熱海後楽園ホテル

役員会議:15時~16時

全国大会:17時~18時

懇親会:18時~20時

(幹事支社:東京・神奈川支社)

※詳しくは「ぬはり」1月号に掲載された要項をご覧ください。


とてもよい季節に素晴らしい観光地・温泉地である熱海につどえることを楽しみにしています。

会員のみなさん、どうぞ楽しみにお越し下さい。

ご一緒に短歌の話に花を咲かせましょう。

よろしくお願いします。