短歌誌「ぬはり」3月号が発刊
2月も後半に入り、寒暖差のある時期となりましたね。
だんだん春に近づいています。
短歌誌「ぬはり」3月号が発刊しています。
今回から昭和40年代に「ぬはり」にて連載していた「菊池知勇短歌の鑑賞」コーナーをリニューアルし、わかりやすい現在の言葉に直して1年間掲載することになりました。
昭和40年代に連載された「菊池知勇短歌の鑑賞」は、当時のぬはり社短歌会の選者陣などが、「ぬはり」創刊者である菊池知勇の代表的な短歌を数名で鑑賞し、歌評を掲載したものです。
鑑賞方法、短歌の目のつけどころ、文法、多くの視点から鑑賞されており、とても勉強になるものです。
昭和40年代の知識人の言葉なのでいま読むと難しいものがありますから、これを現在のわかりやすい言葉に直して、1年に渡り掲載していきます。
まず一首目は知勇の代表歌の下記の歌となります。
現し世にわが生きたればみちのくの曠野(あらの)にともす小夜の灯火
先人たちの鑑賞方法から、短歌のさまざまな読み方を学んでいきましょう。
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