菊池知勇歌碑の移設除幕式(大更)

岩手県八幡平市大更の養神館にあった菊池知勇先生の第二歌碑が、敷地建物が取り壊されることにともない、近くの大更小学校に移設されることになりました。

2021年5月28日に、歌碑移設除幕式が大更小学校で開催されました。

ぬはり社短歌会からは、大船渡支社の支社長・会員が参列、大石代表の謝辞の代読がありました。

地元、大更の方の大変な努力のもと、今回の歌碑移設がかないましたことに感謝致します。


岩手県一関市大東町出身の菊池知勇は、戦中戦後の一時期、親族のいた大更に身を寄せました。ここで暮らした生活を歌集『裾野』に編んでいます。

戦中に一時期休まざるを得なかった短歌誌「ぬはり」を再出発させたのも、ここ大更の地でした。

大更小学校の校歌は菊池知勇作曲、歌詞は娘のるり子さんが作りました。

ご縁のある小学校に恒久的に移設されたことは本当に良かったと思います。


歌碑の短歌

岩手山すそ野に住めば天をおふ吹雪の中に日を拝みつつ

ぬはり社短歌会

「ぬはり社短歌会」のwebサイトへようこそ! 短歌誌「ぬはり」は1927年(昭和2)に歌人菊池知勇によって創刊されました。 2025年現在、創刊98周年を迎えます。 本会は短歌の創作を目的とした文学結社です。 発表の場として短歌誌「ぬはり」を毎月発行しています。 「ぬはり」という名前は『万葉集』の和歌に由来し、榛の木のことです。 当短歌会については本サイトのMENUや、アメブロの方もご覧下さい。

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